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■「扉をたたく人」   ◆チョイオシシネマ




原題

The Visitor
製作年度/国

2007年/アメリカ
上映時間

1時間44分
日本公開

2009年6月27日   関西公開:2009年7月18日   全米公開:2008年4月18日
配給会社

ロングライド
ジャンル

ドラマ、クライム、音楽、ロマンス
カラーorモノクロ

カラー
主な受賞歴 ・モスクワ国際映画祭 主演男優賞(R・ジェンキンス) (2008年)
・ナショナル・ボード・オブ・レビュー スポットライト賞(R・ジェンキンス) (2008年)
・インディペンデント・スピリット賞 監督賞 (2009年)

監督・脚本 トム・マッカーシー

音楽 ヤン・A・P・カチュマレク(「ネバーランド」「いつか眠りにつく前に」

キャスト ウォルター・ヴェイル リチャード・ジェンキンス
モーナ ヒアム・アッバス
タレク ハーズ・スレイマン
ゼイナブ ダナイ・グリラ
バーバラ マリアン・セルデス
カレン マギー・ムーア
チャールズ マイケル・カンプステイ
ジェイコブ リチャード・カインド
ミスター・シャー アミール・アリソン

公式HP http://www.tobira-movie.jp/ (日本)
http://www.thevisitorfilm.com/ (アメリカ)

ストーリー コネティカット州の大学教授のウォルターは、妻に先立たれてからというもの、孤独を愛するかのように心を閉ざして生きてきた。ある日、ウォルターは学会出席のため、久々にニューヨークの別宅を訪れる。するとそこには、見知らぬカップルが住みついていたのだ。アパートの真の所有者ウォルターの登場により、そのカップル、シリア人青年タレクとセネガル人女性のゼイナブは、自分たちが詐欺に遭っていたことを知る。グリーンカード(永住許可証)を持たない彼らは、国外追放を恐れ、素直に立ち去るが、行くあてなどどこにもなかった。見かねたウォルターは、二人をアパートに招き入れる。ここから始まった奇妙な共同生活は、ウォルターに様々な刺激を与えてくれることになる。やがて、ウォルターはジャンベ奏者であるタレクと楽器を通して心を通わせていくが、思いも寄らない形で二人の間を引き裂く出来事が待ち受けていたのだった…。

K’s Point 自由を求めて扉をたたいた人たちにアメリカが見せる本当の顔とは
「あの国に辿り着けば自由が待っている」――人間として当然の権利を得るために、そんな必死の想いを胸に、世界中から移民が集まって来る“自由の国”アメリカ。しかし、自由の女神に象徴されるその志は幻想なのか? 移民青年タレクに降りかかる災難は、白人青年だったら難なく回避出来たであろう。9・11同時多発テロ後、アメリカ国家は益々肌の色や他国の訛りに敏感に反応するようになった。分からなくもないが、そもそも自分たちと違う人種を見下したり、首を突っ込んだりしてきたことも、テロを招いた一因なのではないか? 国民が個人単位で異文化と通じ合っても、偏見にまみれた権力が引き裂いてしまう悲しさ。この作品に見る出来事は、毎日アメリカのどこかで起こっている沢山の事例のほんの一つに過ぎないのかも知れない。ウォルターの「人の人生がかかっているんだぞ!」という必死の叫びも、どこにも届かない。この国が世界と分かり合える日は果たして来るのだろうか? 物語の要となる楽器ジャンベの響が、叩き手の心を伝えるように、シーンごとに違って聞こえるのも印象的だ。

K’s Point 地味ながらも各方面で評価されたいぶし銀の演技
どこかで見たような気がするが、それが何だったのかを全然思い出せない類の俳優リチャード・ジェンキンス。名前を聞いてもピンと来ない人も多いはず。しかしこのオジサマ、本作で密かにアカデミー®主演男優賞にノミネートされていたのだ。やる気なし、ユーモアなし、扱いづらい…人好きのしない大学教授といった風情にピッタリの面構え。だけど、こんな偏屈でも変われば変わるもの。人生に楽しみを見出し、表情がどんどん豊かになっていく過程を見れば、他の賞レースでも評価されたことに納得する。そして、彼が生まれ変わる切っ掛けを与える青年を演じたハーズ・スレイマンの活力溢れる演技が清々しい。この二人のコンビネーションは、ショーン・コネリー主演の「小説家をみつけたら」でも体験したような、心がジンワリと温かくなる感覚を与えてくれる。


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