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■「スラムドッグ$ミリオネア」   ★イチオシシネマ

    
(C)2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation

過激なまでに貧困と富の差が混在するインドを疾走しながら、
<生きるために答えを知ることになる>少年の過酷な人生を、
生命力溢れる演出と多彩な映像美で描く、世界が絶賛するダニー・ボイル最高傑作。


原題

Slumdog Millionaire
製作年度/国

2008年/イギリス、アメリカ
上映時間

2時間
日本公開 2009年4月18日
アメリカ地域限定公開:2008年11月12日   イギリス公開:2009年1月9日

配給会社

ギャガ・コミュニケーションズ
ジャンル

クライム、ドラマ、ロマンス、コメディ
カラーorモノクロ

カラー
主な受賞歴 ・アカデミー®作品賞・監督賞・脚色賞・撮影賞・作曲賞・歌曲賞・音響賞(調整)
        編集賞 (2009年)
・ゴールデン・グローブ 作品賞(ドラマ部門)・監督賞・脚本賞・音楽賞 (2008年)
・LA批評家協会賞 監督賞 (2008年)
・ナショナル・ボード・オブ・レビュー
               作品賞・脚本賞・新人男優賞(D・パテル) (2008年)
・NY批評家協会賞 撮影賞 (2008年)
・全米批評家協会賞 撮影賞 (2008年)
・放送映画批評家協会賞
        作品賞・監督賞・脚本賞・音楽賞・若手俳優賞(D・パテル) (2008年)

監督 ダニー・ボイル(「トレインスポッティング」「普通じゃない」「ザ・ビーチ」)

原作 ヴィカス・スワラップ 『僕と1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社刊)

脚本 サイモン・ボーフォイ(フル・モンティ」「シャンプー台の向こうに」

撮影 アンソニー・ドット・マントル(「ドッグヴィル」「ラストキング・オブ・スコットランド」

音楽 A・R・ラーマン(「ボンベイ」「エリザベス:ゴールデン・エイジ」

編集 クリス・ディケンズ(「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」

キャスト ジャマール・マリク デヴ・パテル
ラティカ フリーダ・ピント
サリーム・マリク マドゥル・ミッタル
プレーム・クマール アニル・カプール
警部 イルファン・カーン
ジャマール(幼少期) アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール
サリーム(幼少期) アズルディン・モハメド・イスマイル
ラティカ(幼少期) ルビーナ・アリ

公式HP http://slumdog.gyao.jp/ (日本)
http://www.foxsearchlight.com/slumdogmillionaire/ (アメリカ)

ストーリー アジア最大のスラム街・ムンバイで育った少年ジャマールは、世界的人気番組『クイズ$ミリオネア』にて1問を残して全問正解、一夜にして億万長者のチャンスを掴む。 だが、無学な彼は不正の疑いをかけられ、番組の差し金で警察に連行され、尋問を受けることになってしまう。 彼は、一体どうやって全ての答えを知り得たのか? そして、彼がミリオネアに挑戦した本当の理由とは―?

K’s Point ついにベールを脱いだダニー・ボイル監督の最高傑作
日本ではアカデミー®外国語映画賞を受賞した「おくりびと」にすっかり話題をさらわれた感があるが、作品賞を含む8冠を初め、その他数々の映画賞の頂点に輝いたこの作品の公開は、まさに真打ち登場といったところ。ただ、“泣ける”というタイプの感動を求めているなら、賞レースのライバルだった「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「チェンジリング」の方が当てはまる。疾走感がウリのダニー・ボイル監督の演出で、私たちも主人公ジャマールと一緒にこれまでの過酷な人生を駆け抜ける。そこには、立ち止まってメソメソしている暇なんてない。スラム出身の孤児には、一つ危険をかいくぐったら、すぐ次の危険が待っている。BRICs(ブリックス=ブラジル、ロシア、インド、中国)と呼ばれ、急成長を続ける大国インドの中にあって、相も変わらず人々を分け隔てているカースト制度の存在。複雑な事情を抱えながら移ろい行く国で、その日その日を必死に生きるジャマールたちスラムの負け犬に明るい明日は来るのか? エネルギーに満ちた映像で、その結末を見届けよう。

K’s Point とにかく巧いんです
巧い! 観終わった瞬間、思わず唸ってしまうこの快感。世界各国で人気のクイズ番組で、次々と正解を出していくジャマール。スラム育ちの無学な青年が、医者や弁護士でも到達出来なかったレベルまで進むことが出来たその理由は、彼の生きてきた壮絶な人生の中にあった…まずこのコンセプトが素晴らしい。1つ1つの答えに繋がるエピソードが披露されるごとに、彼の生き様が浮かび上がる。机上の勉強で得た知識とは違い、痛み、苦しみ、悲しみを伴う重みのある答えだ。そして、ここに絡む究極の純愛が胸を打つ。運命に導かれるように出逢った少女ラティカと、再会することは叶うのか? クイズのラストステージに合わせて用意されたクライマックスが、本当に見事(“クライマックス”という言葉がこれほど当てはまるクライマックスには、そうはお目に掛かれない)。インド映画へのリスペクトを感じる可愛らしいオマケに至るまで、愛さずにはいられない映画だ。

K’s Point 大国の独りよがりでは作れなかった映画
欧米の国が他国の映画を撮る時、「その国をろくすっぽ調べもしないで…」とため息をつきたくなるような作品にされてしまうことが多々ある(私たち日本人も、幾度もそういう目に遭ってきた)。しかし、この映画に関しては、極力インド目線で作る努力をしたのがよく分かる。不自然に英語で喋るシーンはあまりないし(時々出て来るが、英語教育先進国なのでこのくらいはオッケーか)、有名な俳優にむりやりインド人の役をやらせようなんて愚も犯していない。ムンバイの街の息づかいをリアルに伝える音楽は、「ボンベイ」などで知られるインドの有名な作曲家A・R・ラーマンを起用。音楽の面を除いては欧米興業の足枷ともなりかねない条件であえて勝負したわけだ。見事、ボイル監督の意気込みと自信が勝利し、アメリカではロングランの大ヒットとなった。ムンバイに暮らす人々からは、イメージが悪くなると抗議の声も上がったというが、世界のどこかで起こっている悲惨な現実を伝えるのも、これまた映画の大切な役割。真摯に作った映画が、社会的にどのくらいの影響力をもたらすのかにも、大いに期待したい。




 
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