製作年度/国
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2008年/日本 |
上映時間
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1時間47分 |
日本公開
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2008年9月20日 |
配給会社
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東映 |
ジャンル
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ホラー |
カラーorモノクロ
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カラー |
| 監督 |
鶴田法男(「予言」「ドリーム・クルーズ」)
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| 原作 |
楳図かずお
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| 脚本 |
高橋洋(「ザ・リング2」「楳図かずお恐怖劇場 絶食」)
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| 音楽 |
川井憲次(「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」「墨攻」「セブンソード 」)
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| 主題歌 |
柴田淳 『愛をする人』
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| キャスト |
門前葵/一草 |
木村佳乃 |
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門前理沙 |
中越典子 |
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おろち/佳子 |
谷村美月 |
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大西弘 |
山本太郎 |
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執事 |
嶋田久作
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| 公式HP |
http://www.orochi-movie.jp/ (日本)
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| ストーリー |
29歳――美しき姉妹を待ち受ける、悲しき運命のはじまり。 100年に一度永い眠りにつくことによって、不老不死の体を保ち、人の世を彷徨い続ける謎の美少女“おろち”。行く先々で起こる、人の業からなる悲劇、惨劇を、時に自らの不思議な力を介入させつつ、“おろち”は見つめ続ける。彼女は天使なのか、悪魔なのか…どこから来てどこへ行くのか…誰も知らない。
“おろち”が家政婦として潜り込んだ門前家には二人の美しい姉妹がいた。門前家の女たちは誰よりも美しく生まれるが、29歳をすぎる頃には突然美貌が崩れ始め、果ては化け物のように醜く朽ち果て、やがて死んでいくという。ある日妹の理沙は醜く崩れ死んでゆく間際の母親から、もう1つの門前家の秘密を打ち明けられる。
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| K’s Point |
ストーリーテラー、楳図かずおのすごさ |
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いつも紅白のボーダーシャツを着てテレビに映る原作者・楳図かずおは、“奇妙なオジサン”というイメージだが、あのモジャモジャのパーマ頭でスゴい話を考え出す、偉い先生なのだということを、改めて思い知らされた。大傑作『漂流教室』に見られるように、人間に降りかかる恐怖を題材にしながら、実は人間そのものに宿る恐ろしさ、業といったものを、この映画版でも見ることが出来る。多くを語ればネタバレになるので、これ以上は内容に触れないが、一つ気になったのは、秘密の目撃者となる“おろち”の在り方だ。果たして、原作通りに彼女のキャラクターは描かれているのだろうか? というのも、映画を観る限り、“おろち”は単なる狂言廻し程度にしか感じられないのである。もちろん、“おろち”の行動がストーリーに影響を与えたりはするが、ミステリアスな美少女という印象しか残らない。しかし、その部分を差し引いても、門前姉妹の物語には観る者を強烈に惹き付ける魔力があり、“おろち”が立ち会った悲劇をもっと覗いてみたくなる(本作は、『おろち』の中から『姉妹』『血』の2編を併せて映画化したものである。他のストーリーが続編として映画化される可能性も期待してしまう)。
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| K’s Point |
怪演! 門前姉妹の2女優 |
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門前姉妹を演じる女優たちには、絶対条件となる美貌の他に、“おろち”が何としてでも見届けたくなるほどの神秘性に満ちた魅力が要求される。木村佳乃、中越典子のキャスティングは、その条件にピタリとハマっている。姉・一草役の木村佳乃は、まさに怪演の域。美の崩壊を前にした女の狂気を全身で演じ切っていて、本当に恐ろしい。11月公開の多国籍映画「ブラインドネス」をはじめ、このところテレビドラマよりも映画で引っ張りだこなのも頷ける。何と言うか、女優として一皮剥けた感じなのだ。対する妹・理沙役の中越典子には、失礼ながらこれまで、“他の役者の邪魔にならない使い勝手の良い女優”という印象を持っていたが、美しさ、存在感もしっかりアピールしての、素晴らしい演技だった。木村、中越の美を超えた部分の競演も、大きな見どころの一つとなっている。
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