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■「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」   ◆チョイオシシネマ


(C) 2007 George A.Romero's Diary of the Dead,LLC.All Rights Reserved.


ホラー映画の撮影中に、本物のゾンビに遭遇してしまった映画学科の学生たち。
ゾンビ映画と言えばこの人、ジョージ・A・ロメロが放つ新たな恐怖!


原題

Diary of the Dead
製作年度/国

2007年/アメリカ
上映時間

1時間35分
日本公開 2008年11月15日   関西公開:2008年11月29日
アメリカ地域限定公開:2008年2月15日

配給会社

プレシディオ
ジャンル

ホラー、スリラー
カラーorモノクロ

カラー
上映劇場 敷島シネポップ三宮シネフェニックス新京極シネラリーベ 他
http://www.diaryofthedead.jp/theaters.html

監督・脚本 ジョージ・A・ロメロ(「ゾンビ」「死霊のえじき」「ランド・オブ・ザ・デッド」)

キャスト デブラ ミシェル・モーガン
ジェイソン ジョシュ・クローズ
トニー ショーン・ロバーツ
トレーシー エイミー・ラロンド
エリオット ジョー・ディニコル
アンドリュー スコット・ウェントワース
リドリー フィリップ・リッチョ
ゴードー クリス・ヴァイオレット
メアリー タチアナ・マスラニー

公式HP http://www.diaryofthedead.jp/ (日本)
http://www.myspace.com/diaryofthedead (アメリカ)

ストーリー ペンシルヴェニア州の大学で映画学科に通うジェイソンたち学生グループは、山間で映画を撮影中、各地で死体が動き出し、人々に襲いかかっているというニュースを聞く。急遽、撮影を中断し、車で移動し始めた一行の前に、よろよろと歩く死体が現れる。信じがたい現実に怯えながら、後世に残す記録のため、ジェイソンはこの恐怖から目を背けず、カメラを回し続けることを誓うのだが…。

K’s Point ジョージ・A・ロメロなくしてゾンビを語るなかれ
処女作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」(日本未公開)で、ゾンビのあるべき姿を確立したジョージ・A・ロメロ監督。そんなゾンビ界の帝王の美学の一つとして、ゾンビを敏捷に描かない、ということが挙げられる(本作の中に「死体は足がもげるから速く動けない」というセリフも出て来る)。走るゾンビが怖いのは当たり前。これなら逃げおおせるんじゃないの?と思わせるほどノロノロ動いてるのに、気がつけば囲まれていたりするから余計に怖いのである。更に彼は、“その他大勢”のゾンビを、人間に喰らいつく忌まわしいだけの存在ではなく、彼らもまた被害者である点を踏まえて、悲哀を持たせた描き方をしている。望まないのにゾンビになって、本能の命ずるままに人々を襲う彼らに、知性を備えているはずの人間たちが取る常軌を逸した行動は、私たち人類が地球のあちこちで犯してきた数々の愚かしい行為を思わせる。最後の最後に登場する女性の顔は、あなたの目にはどのように映るだろうか?

K’s Point ゾンビvs人間の闘いから見える社会
ロメロ監督は、ホラーというジャンルの中にも確固たる得意分野を築いただけあって、ありきたりな作品など作らない。いわば、単なる怖がらせ映画の枠を超えた、社会派ホラーなのである。ロメロが今回糾弾しているのは、今やモンスターのように世界を牛耳るメディアと、それに心酔している人種だ。“後世のために”と危険を冒してカメラを回し続ける若者たちの行動は、決してヒロイックなものではない。夢中になるあまり、仲間がゾンビに追い掛けられているその瞬間ですら、助けるよりも撮影が優先。瞬時に世界に向けて情報を発信する動画配信サイトを使いこなす彼らは、どこか得意気で、自己顕示欲の塊にも思える。ファインダーを通せば、実際に起こっていることでも、絵空事のようにとらえてしまう現代の風潮も恐ろしい(湾岸戦争勃発時、ニュース映像を見てまるでテレビゲームのような錯覚を覚えたことを思い起こさせる)。そして、助け合いこそ必要な状況にあって、自分さえ良ければそれで構わないと傍若無人に振る舞う人間たちに至っては、絶望的である。環境問題、核兵器問題、石油問題など、あらゆる面で自国だけが特権を持っていれば良いと考える大国や、自分が罪に問われないために故意に轢き逃げするドライバーなど、現代に蔓延するエゴを投影しているかのようで、うすら寒い感じを覚えた。




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