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■「誰も守ってくれない」   ◆チョイオシシネマ

  
   (c)2009 フジテレビジョン 日本映画衛星放送 東宝

製作年度/国

2008年/日本
上映時間

1時間58分
日本公開

2009年1月24日
配給会社

東宝
ジャンル

ドラマ
カラーorモノクロ

カラー
主な受賞歴 ・モントリオール世界映画祭 最優秀脚本賞

監督 君塚良一(「MAKOTO」「容疑者 室井慎次」)

製作 亀山千広(「それでもボクはやってない」「容疑者Xの献身」

脚本 君塚良一(「踊る大捜査線」「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」)
鈴木智(「ローレライ」「ベルナのしっぽ」)

主題歌 リベラ 『あなたがいるから』

キャスト 勝浦卓美 佐藤浩市
船村沙織 志田未来
三島省吾 松田龍平
本庄久美子 石田ゆり子
梅本孝治 佐々木蔵之介
坂本一郎 佐野史郎
稲垣浩一 津田寛治
佐山惇 東貴博
尾上令子 木村佳乃
本庄圭介 柳葉敏郎
園部達郎 冨浦智嗣

公式HP http://www.dare-mamo.jp/ (日本)

ストーリー ごく平凡な四人家族の船村家。しかしある日突然、未成年の長男が、小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕される。刑事・勝浦は突如、その容疑者家族の保護を命じられる。いったい何から守るのかもわからないまま、船村家へ向かった勝浦だったが、そこで彼は、家を取り囲む、新聞記者、レポーター、カメラマンを目の当たりにする。彼の任務は、容疑者家族をマスコミの目、そして世間の目から守ることだった。家族三人バラバラに保護されることとなり、娘の沙織を担当することとなった勝浦。勝浦と沙織の逃避行が始まる。どこまでも追いかけてくるマスコミ、そしてネット上の掲示板。二人を待っている<運命>とは――。二人が見つける<希望>とは――

K’s Point 罪の重さ―一人の殺人者がこれだけの人々を不幸に陥れる
すべての出来事の引き金となる殺人事件そのものや、被害者とその家族にはあえて踏み込まず、純粋に加害者家族とそれを取り巻く状況を追うというスタンスで描かれたこの作品は、私たちにこれまで知りようのなかった様々な問題を突き付ける。長男の突然の逮捕に状況がよく呑み込めない家族をよそに、加害者家族保護の為の法的手続きが有無を言わさず行われていく様に、まず圧倒される。その流れのまま家族は引き離され保護されるのだが、ここからが出口の見えない長い闘いなのである。インターネットの普及した現代では、例え未成年であろうが、名前を変えようが、どこまでも執拗に追い掛けられる。マスコミのみならず、一般人たちにまで追われ、愚弄される恐怖。加害者の家族もまた被害者なのか? 彼らを守る法は、被害者側をないがしろにしているのか? 私たちが普段ニュースを見ていて、法律に対して感じる疑問、不満などを、加害者の妹と彼女を守る刑事の逃亡劇という形を借りて、浮き彫りにしてみせている。

K’s Point 良質の脚本を委ねられた、頼りになるキャストたち
長男が逮捕されるくだりまで、セリフは一切無し。この静か過ぎる導入が、後に少女が向き合うことになる騒動への不安を掻き立て、オープニングから一気に引き込まれる。取り立てて派手なところのない作風を、巧い役者をズラリと揃え、よく練られたシナリオ(特にセリフの一つ一つにそれを感じる)で勝負。刑事と少女―守り守られる関係の二人を演じる佐藤浩市と志田未来の場面が中心となるが、佐藤がテレビのインタビューなどでも言及していたように、若干15歳の志田を一人の立派な「女優」として対等に扱っているのがよく分かる。だから、そこにわざとらしさや嘘は介在しない。唯一、被害者サイドの感情を映し出す存在として登場する柳葉敏郎、石田ゆり子は、一番感情移入出来る(したい)存在かも知れない。この夫婦と、マスコミ側として登場する新聞記者役の佐々木蔵之介の好演が、作品に多面的な要素を与えている為、ワンサイドな雰囲気の映画には終わっていないのがミソ。若手では松田龍平のイキの良さが華を添えている。




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