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■「ブタがいた教室」   ◆チョイオシシネマ

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製作年度/国

2008年/日本
上映時間

1時間49分
日本公開

2008年11月1日
配給会社

日活
ジャンル

ドラマ
カラーorモノクロ

カラー
主な受賞歴 ・東京国際映画祭 観客賞 (2008年)

監督 前田哲(「パコダテ人」「陽気なギャングが地球を回す」)

原案 黒田恭史 『豚のPちゃんと32人の小学生』(ミネルヴァ書房刊)

脚本 小林弘利(「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」「L change the WorLd」

主題歌 トータス松本 『花のように 星のように』(ワーナーミュージック・ジャパン)

キャスト 星先生 妻夫木聡
仁科教頭 大杉漣
池沢先生 田畑智子
小鷲先生 池田成志
高原校長 原田美枝子
甘利花の母 戸田菜穂
松原菜野花の母 大沢逸美
太田雄馬の父 近藤良平
榎木伸哉の父 ピエール瀧
音楽教師 清水ゆみ

公式HP http://www.butaita.jp/ (日本)

ストーリー 小学6年生の担任になった新米教師の星先生が、クラスにブタを連れて来た。命あるものを食べることの意味を教えるため、1年間このブタをクラスで飼ってみて、最後には食べようというのだ。ブタの可愛さにすっかり魅せられた子どもたちは、飼うことに大賛成。“Pちゃん”と名付け、想像以上に大変な世話にも一生懸命取り組むのだが…。

K’s Point ある若き教師の挑戦――命を戴く、ということ
食べるために生き物を育てる――この大胆かつ斬新な試みは、実際に大阪の小学校で行われたそうだ。モンスターペアレントと呼ばれる親がはびこる現代で、そういう授業に着手した先生は、すごく勇気があると感心する。そこまでしてでも先生が教えたかったもの、それは、大人ですら日頃忘れがちな命への感謝という、とてもとても大切なこと。私たちの命は、生きとし生けるものたちの犠牲の上に成り立っている。食べる時の「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉の意味、食べ物を粗末にしないという心掛けを、子供たちはPちゃんを育てながら学んでいく。現実に目を向ければ、学校で飼っていたウサギが、死ぬまでサッカーボールのように蹴り続けられた事件など、命に関する許せない出来事が溢れている。星先生の授業がテレビのドキュメンタリー番組で紹介された際、賛否両方の声が寄せられたそうだが、これからの世界を支える子供たちに命の重みをしっかりと教えてくれる、そういう先生の存在に、まだまだ日本の教育現場も捨てたもんじゃないなと思わせられた。

K’s Point ドキュメンタリータッチの効用
子どもたちの心に一生残るであろうインパクトある授業を、ドキュメンタリータッチで描いてみせた本作。先生役の妻夫木聡も、子供たちも、他の映画のセリフのように、よどみなくスラスラ喋るということはない。実は、子供たちに与えられたのは、セリフ部分が白紙の、結末が描かれていない台本だったそうだ。Pちゃんを食べる、食べない――白熱する子供たちの討論も、彼ら自身から出た言葉によるもの。星先生の授業と同じく、映画そのものも実験的だったというわけだ。可愛いから、情が移ったからといって、他のブタは殺されるのにPちゃんだけ助けて良いのか? Pちゃんの命の長さを自分たちで決めて良いのか? 大粒の涙を流し、時には掴み合いの喧嘩になるほど、演技を超えて真剣にPちゃんのことを考えただけあって、食べる派、食べない派の気持ち両方がよく理解できる。投票の結果、13対13で真っ二つに分かれた意見が、果たしてどっちに転ぶのか? そして、その結末に納得できるのか? 作品を観た人の数だけ意見が分かれる、ユニークな感動作である。




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