| 製作年度/国 |
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2007年/日本 |
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| 上映時間 |
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1時間50分 |
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| 日本公開 |
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2007年6月23日 関西公開:2007年7月21日 |
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| 配給会社 |
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ザナドゥー |
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| ジャンル |
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ミステリー、ドラマ、青春 |
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| カラーorモノクロ |
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カラー |
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| 監督 |
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中村義洋 (「 あそこの席 」) |
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| 原作 |
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伊坂幸太郎(「陽気なギャングが地球を回す」) |
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| 脚本 |
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中村義洋 (「 あそこの席 」) |
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鈴木謙一(「この胸いっぱいの愛を」) |
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| 主題歌 |
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ボブ・ディラン『風に吹かれて』(ソニー・ミュージック・ディレクト) |
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| キャスト |
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椎名 |
濱田岳 |
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河崎 |
瑛太 |
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琴美 |
関めぐみ |
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ドルジ |
田村圭生 |
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麗子 |
大塚寧々 |
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その他のキャスト |
松田龍平、 |
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関暁生(ハローバイバイ)、 |
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なぎら健壱、キムラ緑子、 |
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眞島秀和、野村恵里、平田薫、 |
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寺十吾、恩田括 |
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| 公式HP |
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http://www.ahiru-kamo.jp/ |
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| ストーリー |
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仙台に越してきたその日に、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら片付けをしていた椎名は、隣人の河崎に声をかけられた。「あの声は、神さまの声だ」。そう言いながら、河崎はおかしな計画を椎名に持ちかける。「一緒に本屋を襲わないか」 同じアパートに住む引きこもりの留学生ドルジに、一冊の広辞苑を贈りたい、と言う。「彼には調べたいことが二つある。一つはアヒル、もう一つは鴨だ」。そんな奇妙な話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、河崎に言われるままに、モデルガンを片手に書店の裏口に立ってしまった。本屋襲撃は成功。しかし、「これ『広辞林』だ......『広辞苑』じゃない!」 不思議と笑みを返すだけの河崎。実はその計画には、河崎とドルジ、そしてドルジの恋人で河崎の元カノ琴美、三人の、愛しくて切ない物語が隠されていた……。 |
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| K’s Point |
何も知らない人は、このまま予備知識なしで観るべし! |
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この映画の世界観に浸りきりたいなら、なるべく情報を入れずに映画館に行こう。その理由もここには書かないでおく。と言っても、原作は第25回吉川英治文学新人賞を受賞し、「このミステリーがすごい!2005年版」国内編2位や、2004年の本屋大賞3位に選ばれ、35万部を売り上げたベストセラー。すでにストーリーを知っている人も多いはず。だが、それはそれでリピーターのような感覚でなぞりながら楽しめる(この映画にはリピーター・キャンペーンが付いているぐらいなので、知った上で観るとまた違う味わいがある)。 |
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| K’s Point |
これ以外は考えられないほど絶妙なキャスティング |
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作品の肝になっているのが、河崎の在り方だ。このミステリアスな男を完璧に表現出来なければ、結末を知った時にガッカリしてしまうに違いない。中村監督は、瑛太のキャスティングを真っ先に決めたそうである。なるほど、これは瑛太だからこそ演じられたのだな、ということに観終わって納得。監督の読みは見事に的中した。彼に振り回される椎名役でW主演の浜田岳は舞台挨拶で、作品の不思議感に引っ掛けて、「本当に僕が主演なのか?」と笑いを誘っていたが、私たちの視点で真実を知っていくナビゲーター的な役割を好演。そして、特筆すべきは松田龍平の存在感。亡き父・優作を彷彿とさせる生まれ持っての独特な雰囲気を活かし、物語の後半をしっかりと支えている。 |
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| K’s Point |
神様は歌う、“答えは風の中にある”と |
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オープニングから幾度となく流れるボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」。椎名と河崎の出逢いを作ったのも、ドルジと琴美の想い出の中に在るのも、この曲だった。河崎が“神の声”と呼ぶ歌声は、まるで神の啓示ででもあるかのように心に響く。曲をかけていない時でも、自然と口をついて出るメロディ。神様はいつも私たちの傍で見てくれているのだろうか? 私たちのしていることは間違ってはいないのだろうか? その答えを探せるのは自分だけ。神様が“答えは風の中にある”と歌うなら、どんな強い風であろうと、探すために入っていかなければならない時もあるのかも知れない…。 |
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